ギターがうるさい!ギタリストがやっておくべき騒音対策とは?

音楽
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ギターのみならず、楽器プレーヤーなら誰もが頭を悩ます騒音対策。

 

どういった対策が有効なのでしょうか?

今回はその辺りについて少し書いてみました。

 

近隣や同居人の事を考えると、楽器の練習というものはやはり昼~夕方くらいまでにしておくべきです。

昼間であれば、そこまで非常識な音量で無い限りはまず大丈夫でしょう。

 

が、ここで大きな問題があります。

それは

楽器は何故か夜間にやたら弾きたくなる

という事です。

これはほとんどのプレーヤーのあるあるでは無いでしょうか。

何でなんでしょうね?

夜は人を詩人にする」という言葉もありますが、何か感覚的に訴えるものがあるのかも知れません

 

ただそれはあくまで本人の話であって

周囲の人間からすれば夜に楽器の音が聞こえてきては、たまったもんではありません。

 

マナーとしても最低限の対策は心得ておくべきなので

ここでは

  • 環境面
  • ギター面

と二つの面から対策を考えていきます。

 

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ギター側の対策

ギター側の対策としては基本的には何らかのアイテムを使う事によって対策が可能です。

 エレキギターの場合

エレキの場合の対策はそれ程難しくはありません。

生音がそれ程大きく無いので、ヘッドフォンさえ繋げば夜間でもまず問題は無いでしょう。

 

最低限の準備は必要ですが、最近のアンプやマルチエフェクターなどは、ほとんどのものが直接ヘッドフォンを差し込める仕様になっているので費用としてもそこまでかかりません。

 

また別途amplugであったりiRigなどを使ってみるのも良いでしょう。

 

 

アコースティックギターの場合

はい、問題はこちらですね。

アコギに関してはどうしても生音が大きい分、対策も中々難しいです。

 

アコギプレーヤーにとって最も効果的かつ長期的に見て一番良いのは、YAMAHAから出ているサイレントギターを手に入れる事だと思います。

本当に優れた商品なので、長くやってるプレーヤーなら結構な人が持っているくらいですね。

 

ただ当然、値段もそこそこしますし何より普段弾くギターで練習したいという事もあると思うので

低コストで抑えられる別の方法を少し紹介しておきます。

 

サイレントピックを使う

通常のピックに穴が空いたような形状のピックです。

自分で試した事はあるんですが、確かに通常よりも音は抑えられますが気休め程度という印象でしょうか。

 

ですがストロークでジャカジャカ弾くというタイプの人には結構おすすめできます、値段も通常のピックよりは若干高めですが元がそこまで高くない商品なので試してみる価値はあるでしょう。

ピック型弱音器 3枚セット

 

サウンドホールカバーを使う

かば

ギターのサウンドホールにパカっとはめるタイプのやつですね。

ただ本来はエレアコでのステージ等の演奏時に発生するフィードバックを防止する為のもので、消音目的のものでは無いのですが弱音効果も多少あります。

 

少し話がズレますが、アコギのサウンドホールからホコリが入ってしまうのを防ぐという

地味ですが持っていればうれしいメリットもあります。

 

一つ気をつけて欲しいのが、自分の持ってるギターのサウンドホールとしっかり合うかという点です。

特殊な形状のものは当然として、合わない事も有り得ますので買う前にはしっかり調べておきましょう。

 

*これは一応、一般的なギターのサウンドホールに合うサイズのものです

弱音器を使う

jaku
こういったスポンジで弦を挟み込むタイプのやつです。

これは確かに防音という意味では結構効果はあるんですが、反面弦の振動が弱くなり音も伸びないので、どうしても弾いてる気持ち良さは薄れます。

ただすぐに出来る低価格のアコギの防音対策というとこれが現実的かも知れません。


若干値段にバラつきがありますが、大体500~700円くらいです。

また同じ要領でスポンジだったり、ハンカチ、ハンドタオル等をうまい事かます事によって似た状況は作れますので、「絶対に金かけたくない」という人はそういうやり方も試してみると良いでしょう。

 

 夜間は違う奏法を練習する

夜間はアルペジオ等の指弾きプレイを練習するといった方法です。

「とにかく急ぎでこの曲を練習しなければならない」といった状況では使えませんが、何気におすすめの対策です。

最初ピックでアコギをジャカジャカ練習してた僕は、これでアルペジオを含む指弾きが出来る様になりました。

今となってはアコギはもうほぼ指弾きです。

 

指だと強弱つけやすいですし、そこまで音量も出ないので「夜間はそういう奏法を試す」と割り切ってやるのも一つの手です。

 

環境面の対策

 部屋に防音対策を施す

誰もが簡単に出来る事では無いですが、長年ギターをやっていると「部屋に防音対策をしている」という方にも遭遇します。

DIY的な簡易なものから、プライベートスタジオの様な本格的なものまで様々ですが

腕に自信があったり、資金力があるなら試してみるのも良いでしょう。

 

また、数は多くは無いですがマンション等では防音室が完備されている部屋もあるので、そういう部屋を選ぶという方法もあります。

 

 そもそも部屋で弾かない

 

やはり出来る事ならスタジオを借りて練習するのがベストです。

それが難しい場合はカラオケ店を利用するという手もあります、勿論お店に許可は取らなければいけませんが自分の経験上ほとんどの場合OKです。

スタジオと違って演奏場所で飲食出来るのもメリットですね。(*スタジオは飲食不可も多いです)

 

また最近のカラオケ店ではギターを接続出来るインターフェースを備えている所もあり、受付でエレキギターをレンタル出来る様な所まであります。

 

毎回、若干のコストがかかってしまうのがネックではありますがネットカフェの一人カラオケでも同じ様なシステムで営業している所もあるので、自宅周辺のカラオケ店、ネットカフェはしっかりサーチしておきましょう。

 

また中々ハードルが上がりますが、自分の家の近くに外で弾ける様な場所を見つけておくのも良いと思います。

高架下や、河川敷など住宅から離れていて、夜であればそれなりに灯りのある場所を探しましょう。

管楽器などのプレーヤーなんかは多いですね。

 

最後に

ギターは本当に楽しい楽器ですが、マナーはしっかり守りたいところですね。

 

特に騒音問題に関してはトラブルに繋がる事も多いので

無用なトラブルは避ける為にも最低限の対策はしておきましょう。

 

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