PCでYoutubeのスピードやピッチ(音程)の変更や特定部分の繰り返し(ループ)再生などをしたい場合、Chromeの拡張機能であるTranspose.videosがかなり便利です。
手軽に出来る便利機能なので、紹介します。
Google Chromeの拡張機能 Transpose.videos
現在、Youtubeの音程を変えるには様々なアプリはありますが、一度音源をDLしなければならなかったりと、微妙に手間がかかったりします。
Transpose.videosはChromeを使用してる人であれば無料で使用出来る上に、新たに別のブラウザやわざわざアプリを立ち上げなくて良いのも魅力です。
マイナーなブラウザでも無く、多くの人が使用しているブラウザ上で出来るのはありがたいですね。
Transpose.videos使い方
基本的にはDLして拡張機能をオンにするだけです。
まずこちらからChromeのウェブストアに移動、もしくは検索して拡張機能のTranspose.videosのページを表示し、右上のChromeに追加をクリックします。
DL後にブラウザの右上に表示される「Transpose」のアイコンをクリックすると、設定パネルが表示されます。
Transpose.videosの機能
Transpose.videosの主な機能は
- Transpose
- Pitch
- Speed
- Loop
の4つになります。
Transpose(移調機能)
音程を±12半音で調整できます。
いわゆるキーを変更したい場合はPitchでは無くTransposeが良いと思います。
一つ動かすと半音ずつ変えてくれるので、多くの人はこちらが使いやすいはず。
Pitch(音程調整)
440Hzを基準に±20セント単位で音程を微調整できます。
大きい調整はTranspose、細かな音程の微調整はPitchという感じで使い分けるのが良いかと思います。
Speed(再生速度)
再生速度を調整できます。
Youtubeの標準の機能としても備わってますが、こちらの場合は25%〜400%と幅広く、1%単位で調節出来るので、楽器での練習などで少しずつ速さを上げていくといった使い方が出来るのも良いですね。
Loop(特定区間の繰り返し再生)
指定した特定の区間を繰り返し再生出来る機能です。
上の画像の場合は10.6秒~16.5秒の間をひたすらループ再生してくれる
動画を再生しながら左のマーカーを押すだけで区間を設定出来ます。右の青いループボタンで解除。
削除ボタンは矢印の部分にカーソルを当てると出てくる
またマーカーは右上を押す事によって複数設置できます。
上の画像の場合、1分46.3秒~3分36.7秒間のループ再生になる
右の青いループボタンでそれぞれのループに切り替える事が出来ます。
楽器を練習したりする人には結構お馴染みの機能ですが、それをYoutubeで出来るのはありがたいですね。
ブラウザ上で再生するものなら大体使える
Transpose.videosは別にYoutubeに限らず、Chromeで再生出来るものであれば、大体なんでもいけます。
これも地味に便利ですね。
例えばニコニコ動画なんかでも適用出来るのはうれしい人も多いんじゃないかと思います。
他にも再生速度などに対応していない動画サイトなどでも、ブラウザで開く様なものなら大体適応してくれる印象です。
また設定はそれぞれ保存されるので、そのページに飛ぶとオンにするだけで設定した数値を反映してくれます。
まとめ
Transpose.videosは便利な割に意外と知られていない気がしたので、紹介してみました。
動画の音程やスピード、同じ部分の繰り返し再生が出来るなど、曲の練習やコピーだったりに何かと役に立つ機能が詰まってます。
特にPCでよくYoutubeを視聴する様な人であれば、誰もが入れておいて損のない便利な無料の拡張機能だと思うので、興味があれば是非試してみて下さい。
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